●こんなお話
前作で生き残った主人公親子。都会を離れて田舎で暮らしてるけど、やっぱりサマラのアタックが始まって。「一体どうして?」となる話。
●感想
ホラー映画で127分と結構長い尺。物語の半分の60分くらいがサマラの攻撃でおびえる主人公たちというのを見せられますが、ここで問題なのがこのホラーシーンが全く怖くないという。
息子くんが鏡を見るとサマラがスーッと動いてくるとかは、ちょいドキドキするくらいで。何故か鹿が大量にぶつかってきたり、体温が下がった息子くんをバスタブに入れたら水が天井に浮かぶとか、全く怖くない。てかアメリカの子どもはバスタブに短パンのまま入るというのが驚きでした。全裸にならないんだ、と。
サマラの攻撃があって息子くんがグロッキーになり、虐待を疑われる主人公。やっとここから主人公が動き出します。ここまでで60分と半分も使ってるのが展開が遅さを感じました。
そしてここからも地味な展開が続いて、サマラの関係者に会いに行って真相に近づいていくというものですが。静かに進んでいくので退屈。
クライマックスはサマラが母の愛を求めていると【仄暗い水の底から】みたいな展開になるという。クライマックスが物凄く怖がらせてくれればまだホラー映画として特徴の感じられる映画ですが、これまた不完全燃焼で終わるという微妙な気持ちのまま終わってしまいました。
☆
鑑賞日:2013/10/01 Hulu
リンク
監督 | 中田秀夫 |
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脚本 | アーレン・クルーガー |
出演 | ナオミ・ワッツ |
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サイモン・ベイカー | |
デイヴィッド・ドーフマン | |
エリザベス・パーキンス | |
シシー・スペイセク |