映画【ダウンタウンヒーローズ】感想(ネタバレ)

Dauntaun hirozu
スポンサーリンク

●こんなお話

 旧制高校生たちの恋や友情の話。

●感想

 戦後すぐの世界をカラー映像で見れるのがそれだけで面白く、更に登場人物たちは学園祭や体育祭で本気になってみんながやるのが今の時代に見ると不思議な気持ちで見てました。

 ただ構成としては、前半60分と後半60分ではヒロインが2人いて前半は娼婦を隠すために頑張る展開ですが、結構あっけなく解決してそのままフェードアウトして次に憧れのヒロインを演劇に誘ってお芝居の訓練してそれを披露とする流れ。
 しかも結構演劇のパートが長くて普通に劇中劇を楽しんでしまいました。渥美清さんの渥美さんらしいキャラクターもやっぱり笑ってしまいます。

 そのヒロインを巡って、演劇の演出のお兄さんと主演のお兄さんが三角関係になりますが。ヒロインは主人公に告白しますが、主人公はそれを断ってナレーションで「ボクは断った」みたいなことで終わってしまいますが。ちょっとその展開もよくわからなかったです。

 が、アメリカの占領に対して反対したり目の前の小さな出来事を本気でぶつかる青年たちを見れて面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日:2012/09/18 DVD

監督山田洋次 
脚本山田洋次 
朝間義隆 
原作早坂暁 
出演薬師丸ひろ子 
中村橋之助 
柳葉敏郎 
尾美としのり 
杉本哲太 
武野功雄 
黒崎輝 
坂上忍 
石田えり 
米倉斉加年 
タイトルとURLをコピーしました