映画【シェイディー・グローブ】感想(ネタバレ)

Shady Grove
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●こんなお話

 主人公の女性は恋人に振られて、泣きながらワイン飲んで手当たり次第に電話して「私振られたんです」といきなり迷惑電話。すると会社でやってることと自分でやりたいことがあわなかったARATAさん演じる男性に繋がり、振られたことに納得していないヒロインとそれに惹かれていく男性のラブストーリー。

●感想

 粟田麗さん演じる主人公の女性の行動は完全にストーカー。電話何回もかけるわ相手の家に乗り込むわ探偵雇って元カレの行動を監視したり。粟田麗さんが可愛いからそんなに深刻に見えないこともないですが、許されない行為だと思って引いてしまって乗り切れない映画でした。
 ARATAさんはヒロインに惹かれていきますが、確かにARATAさんの前では普通な女の子なので惹かれるのだと思いますが。観客にはヒロインの行動を全部見ちゃってるので怖いという。

 何かの比喩とかあるのでしょうか、ただ単純にヒロインが自分勝手で自己中、身勝手思い込みが激しいとかネガティブな印象しか感じることができなかったです。
 ARATAさんも物静かな男性で雰囲気はいいのに内面が見えてこないため、主人公たちの恋愛の過程が見えにくくそのまま急転直下で物語が終わってしまいただただ戸惑う100分間でした。

 いきなり警備員さんが「地球って滅びると思いますかね?」とかいきなり話し始めるのいるんだろうか? 「私の事ストーカーだと思ってる?」というヒロインに「思ってるよ!」と突っ込んでしまう映画でした。

鑑賞日:2013/12/18 DVD

監督青山真治 
脚本青山真治 
佐藤公美 
出演粟田麗 
ARATA 
関口知宏 
光石研 
斉藤陽一郎 
浅見小四郎 
中野若葉 
塩見三省 
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