映画【るろうに剣心】感想(ネタバレ)

rurouni-kenshin
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●こんなお話

 浪人が仲間たちのために戦う話。

●感想

 冒頭の鳥羽伏見の戦いから、一気に神の速さと呼ばれる主人公の神速アクションがめちゃくちゃかっこよくツカミはバッチリの出だしでした。一対多数で戦うアクションの組み立て。

 戦いの幕末が終わり、明治の世になってこっそりと生き続ける主人公。人斬りとしてではなくるろうにとして接する人を活かす剣の道場の師範代のヒロインとの出会い。けれどかつての人斬りの宿命から逃れられず、殺さずの誓いを試すために動く敵との戦いの苦悩を膨大な原作からうまいことチョイスしてわかりやすい映画にしていて好感のもてる内容だったと思います。

 ただアヘンの密造から逃れた恵というキャラが助けを求めて主人公たちのもとへ隠れてきたのに、すぐ次のシーンでみんなで仲良く牛鍋をつついてたりするのも、一体何がしたいんだと思ったり、喧嘩屋は自分の腕を金持ちに見せて用心棒として売り込もうと主人公に戦いを挑みますが、「やっぱやめた」と何故かやめてしまい。毒騒動が起こった時に、何故かやってきてそのまま居ついてしまって主人公とクライマックスへと向かうキャラになっていたりと、よくわからないキャラクターもいたりしますが。

 ラスト50分はアクションシーンの連発で佐藤直紀さんの音楽と谷垣健治さんのチームのアクションシーンは見もので最高に燃えるクライマックスでした。ちょい長いかな? という感じも受けましたが、興奮する展開でした。

 130分、飽きずに見れる面白い映画だったと思います。

☆☆☆

鑑賞日:2012/12/30 Blu-ray

監督大友啓史 
アクション監督谷垣健治 
脚本藤井清美 
大友啓史 
原作和月伸宏
出演佐藤健 
武井咲 
吉川晃司 
蒼井優 
青木崇高 
綾野剛 
須藤元気 
田中偉登 
奥田瑛二 
江口洋介 
香川照之 
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