映画【エージェント・スティール】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 窃盗団の主人公が腹違いの弟に売られて刑務所に入ってしまって、窃盗稼業は引退してスタントマンとして働いてるけど。再びいつものチームを集めて福音書を盗もうとする話。

●感想

 冒頭から主人公とそのチームの紹介の盗みのシーンからテンポよく場面展開や小気味いい台詞のやりとりで一気に世界に引き込んでくれる面白い出だしでした。バイクチェイスもあったりして。
 弟に裏切られて刑務所に入って5年後に出所して、今はスタントライダーとしてわざとスタントを失敗して賭けをやったりして生活している。そんな中、昔の仲間を集めて盗みをやって大金を得ようぜとなる。当然、弟と組みたくないと1度は断るけど。お金に困ってるのでやっぱりやると。

 そこから用意周到な準備が描かれていきます。盗みの連中が集まってるぞ、とインタポールから目をつけられたりしつつ監視の目をかいくぐっての盗み。
 映像はスタイリッシュでカッコいいし役者さんたちの冗談を言い合いながらの掛け合いも見てて笑えます。そしてコンゲームとしての騙しあいの面白さもあって、クライマックス後のネタ晴らしで主人公の考えが明らかになるのもやられた~感いっぱいでよかったです。

 90分という短さにギュッと詰まったエンタメ作品で面白い映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2014/08/21 DVD

監督ジョナサン・ソボル 
脚本ジョナサン・ソボル 
出演カート・ラッセル 
マット・ディロン 
テレンス・スタンプ 
ジェイ・バルチェル 
ケネス・ウェルシュ 
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