映画【続・荒野の1ドル銀貨】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 南北戦争が終わって北軍として参加してた主人公が、故郷の街へと戻ってきたら、そこはメキシコ人たちに乗っ取られていて奥さんもそのメキシコ人のボスに奪われている。そのため身分を偽って、花屋として敵に潜入して、何とか妻を取り戻そうとする話。

●感想

 序盤から説明があんまりなくて、一体誰が何をする話なのかついていくの大変でした。冒頭の北軍の将校と「仕事くれ」とふらつく男が同一人物だと最初気づかなかったです。
 砂金の利権を奪ってしまったメキシコ人たちに主人公の奥さん奪われてしまって何とか奪還しようとするらしいけど。シーンの繋ぎとか不自然だったりしてマカロニウエスタンっぽいストーリー展開が凄いことになってます。

 メキシコ人兄弟の魅力もカタキ役としてあまりないのも痛いです。てか、変装した主人公に全然気づかないのね。主人公を助ける花屋のおじさんが陽気な男で面白かったのはよかったです。
 95分くらいの映画なのにストーリー展開はスローだし、更にはクライマックスの銃撃戦からエピローグが急に終わる感じなのもマカロニウエスタンっぽかったです。

 カタキ役が奥さんが自分に全然なびかないので、主人公の葬式を開いてたら。北軍の衣装でやってくる主人公。そこからの銃撃戦のクライマックス。このクライマックスも大して面白くないのが痛かったです。
 とはいえ、屈指のテーマ曲でそれを聞くだけでも価値のある映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/12/10 DVD

監督ドゥッチョ・テッサリ 
脚色ドゥッチョ・テッサリ 
フェルナンド・ディ・レオ 
出演モンゴメリー・ウッド(ジュリアーノ・ジェンマ)
ロレーラ・デ・ルーカ 
ジョージ・マーティン 
フェルナンド・サンチョ 
アントニオ・カサス 
ニエヴェス・ナヴァロ 
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