映画【ロックンロールミシン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

  アパートで洋服のブランドを立ち上げた人たちの話。

●感想

 淡くて白い画面に逆光の映像は見てて夢の中にいるような気持ちになりました。そして話も夢を追いかけるということ、現実に生きるといこうとを描いていて、サラリーマンとして生きる加瀬亮さん演じる優男がインディーズブランドを立ち上げ売れようとする友だちたちを見て憧れる。

 映画を引っ張る存在は、池内博之さん演じるブランドを立ち上げる友だちだと思いますが。あくまで目線は加瀬亮さんからした見たもので、好きなことを仕事にして、いっぱい遊んで生活している。サラリーマンからしたら憧れの生活のように名ますが、りょうさん演じるお姉さんが言うように、いつも不安だし将来はわからない。だから、りょうさんは他人に頼って生きている。

 何とかブランドを生計をたてようとしますが、なかなかうまいこといかず。方針を巡って対立する。ここから、主人公たちの目的がなくなり映画としても引っ張る力がなくなるので退屈を感じてしまいました。
 そしてクライマックスでとる仲間たちの行動に主人公だけは参加しない。そしてエピローグで何と辞めた会社に戻るという選択には驚きました。結局、主人公にとってはひと夏の思い出という甘い感じにしか見えなくなってしまいました。
 それに上司を殴って辞めたのに、そんな会社に戻れるのかと疑問に思いました。

 とはいえ、青春映画として面白く見ることができました。

☆☆☆

鑑賞日:2013/03/17 Hulu

監督行定勲 
脚本佐藤信介 
行定勲 
原作鈴木清剛 
出演池内博之 
りょう 
加瀬亮 
水橋研二 
粟田麗 
津田寛治 
松重豊 
SUZIZO 
宮藤官九郎 
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