映画【8Mile】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 貧困層の若者がラップバトルしてライバルと戦う話。

●感想

 自動車産業がすっかり衰退したデトロイトで工場で働く主人公の下積み生活の中でラップをちゃんと紹介してくれる映画になっていたと思います。そのためヒップホップをあまり知らなくても見やすいつくりになっていました。そして主人公を演じるエミネムさんのお芝居がよくて、彼のアイドル映画としても成功していたと思います。

 ただ冒頭で何も歌えずに敗退した主人公がどうやってその生涯を突破したのかとか見ていてわかりにくく、才能はあるけどそれをうまく使えなかった主人公がどう成長したのかとか感じることができなかったです。気づいたらクライマックスでめっちゃ強くなっていた感じでした。それに英語ってこんなに汚いのかと思っちゃうという部分もありました。それに肝心のラップバトルもどうしたら勝敗が決まるのかとかも字幕で見ているとイマイチ伝わってこないのがネイティブな人じゃないとダメなのかなというの残念でした。ヒロインもあまり魅力を感じられなかったです。

 とはいえ仕事を2時間友達に任せてクライマックスを終えて成功を手にするわけでもなく仕事に戻っていく後姿が熱い映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/03/08 Hulu

監督カーティス・ハンソン 
脚本スコット・シルヴァー
出演エミネム 
キム・ベイシンガー 
ブリタニー・マーフィ 
メキー・ファイファー 
エヴァン・ジョーンズ 
オマー・ベンソン・ミラー 
ダンジェロ・ウィルソン 
ユージン・バード 

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