映画【3月のライオン 前編】感想

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●こんなお話

 若い棋士さんが家庭崩壊とかライバルとかもろもろある前編。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログより

●感想

 大げさなお芝居や演出はほとんどなく、主人公が「将棋しかねえんだよ~」と叫ぶくらいで静かに進む展開がよかったです。 

 話は現在パートと回想が交互に描かれていって、何で有村架純さんに罵倒されているのかとかがしだいにわかっていきますが。この有村架純さんのキャラクターがなかなか酷くて登場シーンのほとんどが主人公に罵声を浴びせるだけなので見ていてかわいそうになってきました。それでいてなぜか胸元を強調する服に突然なって抱きついてきたりして、後編への伏線なのかなと思いながら見てました。 

 主人公もどうして天才なのかとか回想パートを見てもよくわからず、ただのイマドキの弱々しい子という立ち振る舞いなので、彼がどうやって成長していくのかというのが佐々木蔵之介さんのところで勉強するくらいしか見当たらず、なぜ勝つのか負けるのかのロジックが見ていてわからなかったです。ライバルで友人の染谷将太さんが登場して軽い役回りなのかと思いきや、突然の難病発症から主人公が窮地に陥った時に思い出すのが染谷クンの言葉で、そこからパワーアップするという流れなので。それだったら、染谷クンとのライバル関係なり友情なりをもっと深く描いてから、最後に染谷クンの言葉を思い出して復活するとかの流れにしないと、いきなり染谷クンの言葉がリフレインられて戸惑いました。それまで3姉妹とか家族崩壊の話かと思っていたら、別のキャラクターの力で変わるという。 

 しかも前編のクライマックスは主人公の戦いではなく、主人公が敗れた2人の先輩たちの戦いというのもイマイチ盛り上がりに欠ける映画でした。後編への伏線なのかもしれないですが、もうちょっとスポ根ものとしてのカタルシスを期待してしまって肩透かしで終わる140分でした。 

☆☆

鑑賞日: 2018/01/11 DVD

監督大友啓史 
脚本岩下悠子 
渡部亮平 
大友啓史 
原作羽海野チカ
出演神木隆之介 
佐々木蔵之介 
伊藤英明 
加瀬亮 
倉科カナ 
清原果耶 
前田吟 
有村架純 
豊川悦司 
高橋一生 
岩松了 
斉木しげる 
尾上寛之 
板谷由夏 
染谷将太 
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