映画【スコーピオン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 カジノの大金を強奪したギャングたちが内輪もめして殺しあう話。

●感想

 エルビスプレスリーのショーの最中に主人公たちギャングもエルビスの格好をして強盗をするという設定が楽しくて、カジノで強奪をして案の定、銃撃戦になってトラブルになるという。この銃撃戦やクライマックスの銃撃戦も当時の流行なのか、激しい音楽に合わせての銃撃戦とどこか「マトリックス」みたいな演出でちょっとカッコ悪くて、本来なら盛り上がるところをそこまで盛り上がることがないのが痛かったです。

 そして本筋の強盗に入る前に主人公がシングルマザーとその息子と出会って、行きずりの関係になったり、息子が盗人で主人公がいろいろ盗まれて困るとかの流れが結構タルくて遅い展開に感じました。

 中盤からは主人公と子供の議事親子のバディものになったり、ケビン・コスナーが追いかけてくるのを描いたりしていきますが。ここらへんも主人公とヒロインのシングルマザーが揉めたりくっついたりとどういう関係なのかいまいちつかみ切れないため、協力したり揉めたりというのがいまいち入り込めなかったです。サイコパスなケビン・コスナーがいろいろ殺人を犯すのとかは楽しめました。

 クライマックスで銃撃戦も2人分の仕事をするとして登場した男も警官隊にくるくる回りながら撃ちまくってそのまま退場というのも謎すぎるキャラクターでした。

 ちょっとエルビスプレスリーの設定があまり物語に関わらなかったり、大金奪い合いのハラハラもそこまで感じられないですが、大金奪い合いのジャンルの枠組みの面白さはありました。

☆☆☆

鑑賞日:2020/05/25 DVD

監督デミアン・リヒテンシュタイン 
脚本デミアン・リヒテンシュタイン 
リチャード・レッコ 
出演ケヴィン・コスナー 
カート・ラッセル 
コートニー・コックス 
クリスチャン・スレーター 
デイヴィッド・アークエット 
ケヴィン・ポラック 
ジョン・ロヴィッツ 
アイス・T 
ハウィー・ロング 
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