映画【300 スリーハンドレッド】感想(ネタバレ)

300 (2006)
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●こんなお話

 ペルシャ人が攻め込んできたのでマッチョなスパルタ人たちが戦う話。

●感想

 オールマッチョな人たちが兜と盾は持っているのに鎧とか着ずに裸とマントで戦う姿がかっこよかったです。

 セピア色のどんよりとした映像の中、スローモーションを多用したアクションシーンの連続は飽きずに見ることのできるこの映画独特の映像で飽きずに見ることができました。最初のファーストコンタクトの戦いやアジア人の不死身軍団や爆薬魔術使いや全く役に立たないゾウ軍団など、もはや妖怪のようなペルシャ人やアジア人の敵軍描写も楽しいです。

 映画のほとんどが局地戦で男たちが槍や剣で戦っている姿を愛でるのが面白いですが、作戦とか戦術とかはあまり描かれないので、裏切り者が裏道を案内したらあっという間に全滅の危機というのとかどういう戦い方をしているのとかがわからないのがもったいなかったです。ただ目の前の敵を倒しているだけの120分のようでした。王妃が政治家に利用されて…というくだりも、あまり物語として面白くなく。これだったら最初から描かなくてもよかったのではないかという残された王妃の描写でした。

 戦う男が美しい映画でよかったです。

☆☆☆☆

鑑賞日:2011/03/26 Blu-ray 2020/11/18 NETFLIX

監督ザック・スナイダー 
脚本ザック・スナイダー 
カート・ジョンスタッド 
マイケル・B・ゴードン 
原作フランク・ミラー 
リン・ヴァーリー 
出演ジェラルド・バトラー 
リナ・ハーディー 
デイヴィッド・ウェンハム 
ドミニク・ウェスト 
ヴィンセント・リーガン 
マイケル・ファスベンダー 
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