映画【1911】感想(ネタバレ)

1911-2
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●こんなお話

 辛亥革命のときの話。

●感想

 中国の歴史を知らない人にとっては、全く面白味のない作品に仕上げていて。構成なんかも、説明はほとんどないので。怒涛のごとく現れていく登場人物たちがよくわからない固有名詞を出したりするので、行動の動機やら目的や結果が非常にわかりずらくて見ていて辛いものがありました。激動の10ヶ月を2時間で描くので、大量のエピソードが流れていく印象でした。

 120分の映画で、開始60分経っても。ワンカットだけの出演だけの人にも役職と名前のテロップが出るので、それを追いかけるのに必死になると何を喋ってるのかわからなくなります。そして、そのテロップも物語上、必要のない人物にまで出てきたりするので果たして効果があったのか謎です。おそらく、相当調べて実際の人物たちなのでしょうがもう少し絞ってほしかったです。

 ジャッキー・チェンは、ほとんどアクションをしないですが。無意味に1箇所だけアクションシーンをねじ込んでいるのが凄かったです。

 とはいえ、さすがの人民解放軍協力の戦争シーンの迫力は凄くて大砲を撃つ仕草なんかはとてもカッコよく作られていました。

 この映画の登場人物たちが目指した中国が果たして今にあるのかを聞きたくなる映画でした。

☆☆

鑑賞日:2011/04/13 TOHOシネマズ南大沢

総監督ジャッキー・チェン 
監督チャン・リー 
出演ジャッキー・チェン 
ジャン・ウー 
ウィンストン・チャオ 
スン・チュン 
ジェイシー・チェン 
リー・ビンビン 
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