映画【ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 悪い異星人が狙うマザーボックスなる箱を巡ってヒーローがチームを組んで奪い合う話。

●感想

 何やら昔に「アベンジャーズ・エンドゲーム」の合戦シーンみたいのを人類、アマゾン、アトランティスと異民族たちが協力して侵略者を撃退して秘密の箱を隠していたけれど。案の定、また奪い返しにやってくるのでジャスティスリーグが結成されて阻止しようと頑張るという。

 序盤で各キャラクターの活躍があってしかもそのどれもがザック・スナイダー監督作品らしいスローを多用した見せ場が面白かったです。ワンダーウーマンが人質籠城事件を解決したり、フラッシュが交通事故をレスキューしたり、アトランティスが海難事故をこれまたレスキューしたり、サイボーグは父親とぎくしゃくしてアメフト選手時代に母親とのエピソードがあったり。バットマンはいろんなヒーローを探してスカウトしていく。

 カタキ役にもカタキ役の事情があり何やらもっと悪い上司たちから手柄を立てないとまずい立場らしく、マザーボックスを探して1つずつ奪っていく。

 何人か集合して人質となった科学者たちを助けたりするけれど、やっぱりスーパーマンがいないとダメだとなるので復活させるけれどなんか別人になってるぞと。そこで元に戻るのはやっぱり女性。スーパーマンが登場すると全部解決というのとかなかなかのチートっぷりですが、スーパーマン待ちでみんなが戦うのがよかったです。特にクライマックスの殴り込みで1人ぼっちのバットマンからのみんながドーンと助けに入るとか盛り上がりますし、最後の最後にスーパーマンどーんとかもよかったです。

 ただ当然、映画だけど連続ドラマ化となっている最近の流れの作品なので。これ1本で明らかになることがなく謎が続く感じの要素があって。カタキ達が艦隊で殴りこみだー! とかマーシャン・マンハンターとかコミックファンでもないと誰ですか? 状態の展開がなかなかのフラストレーションのクリフハンガーっぷりでした。

 4時間もあるので掘り下げができるっちゃいくらでもできるという点でもありますが、そこまで退屈せずにアクションシーンも見やすく盛り上がる4時間だったと思います。

☆☆☆☆

鑑賞日:2021/05/31 Amazonプライム・ビデオ

監督ザック・スナイダー 
出演ベン・アフレック 
ガル・ガドット 
ジェイソン・モモア 
エズラ・ミラー 
レイ・フィッシャー 
ヘンリー・カビル 
エイミー・アダムス 
ジェレミー・アイアンズ 
ダイアン・レイン 
コニー・ニールセン 
J・K・シモンズ 
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