映画【キャッツ】感想(ネタバレ)

cats
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●こんなお話

 猫たちが自己紹介ソングを歌いながら天上界だかに行きたいと願う話。

●感想

 やっぱり猫人間の見た目が気持ち悪くてどういう気持ちでみればいいのか戸惑いました。あとは単純にお話が面白くなかったです。冒頭で主人公が捨てられて、外で生きる猫たちと出会って、その猫たちがひたすら自己紹介的な歌を歌って、別の猫が出てきてまた歌っての繰り返しで誰が何をしている話なのかつかみにくくて、だんだんどうでもよくなっていってしまいました。

 主人公の空気っぷりもすごくて、基本、人の歌を聴いてるだけで、中盤でやっと自ら歌いだしますが、そこも「いろんな猫に新しい生き方を学んだ」的なことをいきなり歌い始めて、「そうだったの?」とそこで初めて知る主人公の心情ソングでした。

 役者さんたちの歌声はさすがの迫力だと思いますが、それもこちらのエモーションがのっていないので体感時間が長く感じるだけのせっかくの歌の数々でした。

 カタキ役もいろんな猫を誘拐して天上へ行きたいと駄々をこねているだけにしか見えず、そもそも天上って何? 状態のまま進行していくストーリーでした。

 これだったら普通にサントラを耳から聞けば十分なのではないかという作品でした。

鑑賞日:2020/07/10 DVD

監督トム・フーパー 
脚本トム・フーパー 
リー・ホール 
原作アンドリュー・ロイド=ウェバー 
T・S・エリオット 
出演ジェームズ・コーデン 
ジュディ・デンチ 
ジェイソン・デルーロ 
イドリス・エルバ 
ジェニファー・ハドソン 
イアン・マッケラン 
テイラー・スウィフト 
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