映画【トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦】感想(ネタバレ)

Twilight of the Warriors: Walled In
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●こんなお話

 香港の無法地帯の街で主人公の父親を巡っての対立や土地の利権争いが起きていく話。

●感想

 九龍城で男たちが覇権争いをしていて支配していた親分を倒す龍。対立する陳を倒して九龍城を支配する龍。

 1980年代になって主人公が地下格闘技で戦って大ボスに金を要求するけど黒社会への勧誘を拒否。身分証を作ってもらうけど出来の悪いのを渡されて返金もされないので揉めて戦いになって袋を持って逃走。九龍城へ逃げ込んで、袋の中を見たら麻薬で換金できないか歩き回って理髪店の龍に倒される。

 龍は主人公を治療させて住まわせる。九龍城で主人公は働き始めて信一、四仔、十二少など知り合い。女性を殺害したDV男をみんなで制裁したりして一緒に行動して仲良くなっていく。

 龍はかつて九龍城で陳占を倒していたけど秋兄貴は陳に妻子を殺されていて陳の息子がいるらしいということで息子を探している。龍と陳は敵対グループだったけど義兄弟みたいな関係でお互い死んだら龍の理髪店を継いでほしいと頼み、陳は妻子を頼むということを言って龍が陳を倒したので、龍は陳の妻子を香港から逃がす。

 主人公が実は陳の息子だというのを大ボスが龍に告げ口して怒った秋兄貴が乗り込んできて主人公を殺そうとして戦いに。最初は傍観していた龍だけどみんな入り乱れて主人公刺されて負傷。龍は秋兄貴を止めて義兄弟揉める。

 秋兄貴は大ボスに主人公殺害を依頼。大ボスは九龍城の住民たちを脅して主人公を探す。そこで龍や子分たちが阻止して戦いに。負傷して意識不明の主人公を外に逃がそうと主人公の友人たち頑張る。気功で刃物とかが効かないで強い大ボスの片腕の王九。龍は自らを犠牲にして主人公を逃がす。

 大ボスは九龍城の土地で金もうけしようと秋兄貴を監禁。王九が大ボスのことを殺害。主人公が復活して九龍城二戻ってくると仲間たちが死んだと聞かされるけど、実はみんな生きていて麻雀をして騒いだ後、九龍城に戻って祭りで騒いでいる王九たちに戦いを挑んで、強い王九にみんなで挑んでいくという。

 ごった煮な狭い室内でいくら刺されようが殴られようが戦う敵も味方がすごくて漫画みたいなキャラクターたちを見ているのが楽しかったです。めちゃくちゃ早くて何が何やらになりそうですが、そんな風には感じずに皆さんの高速の動きがちゃんと見える映像がよかったです。

 ただお話の方が鈍重に感じて、主人公が九龍城砦にやってきてきから生活に馴染んで兄貴たちの恨みを買って襲われて黒社会の大ボスに狙われてという流れが眠たかったです。120分というのが香港アクションものとしてだんだん眠気が襲ってきてしまいました。

 とはいえ気功で身体が鋼になるカタキ役というのは魅力的で絶対倒せないと思いきや身体の内部から破壊していくのをニコニコしながら見られる1作でした。

☆☆☆め

鑑賞日:2025/01/26 イオンシネマ海老名

監督ソイ・チェン 
アクション監督谷垣健治 
脚本オー・キンイー 
サム・クアンシン 
チャン・タイリー 
ジャック・ライ 
出演ルイス・クー 
サモ・ハン 
リッチー・レン 
レイモンド・ラム 
フィリップ・ン 
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