●こんなお話
爆弾処理班とテロリストの戦いの話。
●感想
爆弾処理班が爆弾を解除しようとしているけど、失敗して大爆発。主人公の刑事が捜査をしていて、女性を捕まえるけど、その女性は爆弾犯の恋人らしく恋人の解放を求めて脅迫電話をかけてくる。
犯人側も一枚岩ではないらしく揉めたりしつつ、バーに爆弾を設置して大爆破。夫と子どもを亡くして泣き崩れる被害者がいたり。主人公は女性の持ってたブレスレットを爆弾処理班のリーダーに話を聞きに行って、それきっかけで爆弾処理班のリーダーから一緒に行動するように。
けどまた第二の爆弾が爆発して、女性はかつて夫を国の陰謀みたいなので殺されていたらしく復讐しようとしている。女性を解放する決断をして追いかける主人公たち。爆弾犯と合流するけど女性は爆弾犯を裏切って爆弾犯爆死。
女性が復讐しようとしている市庁舎の爆破だということで主人公たち乗り込んで敵と戦って主人公が爆弾解除しておしまい。
緊張感のないストーリーに無表情なセガール、暗い画面に動きのないカメラ。何だったのか、この映画、と。謎な気持ちのまま終わりました。
犯人が途中で退場するのは面白いと思いましたが、真犯人が何の制裁もされずに、ただ爆弾を解除して話が終わるというのに絶句してしまいました。その解決法も、セガールの「死ぬのは次のステップにいくこと」みたいな説教がはじまり。最後は「お前に任せる」とアドバイスを放棄してしまうのに、笑ってしまいました。 いまどき、どっちの線を切るのか? というのでサスペンスが盛り上がらせるのはなかなか難しいと思いました。
無駄に豪華なキャストなのも謎でした。このキャストを集めた人の能力の高さを感じる1本でした。
☆
鑑賞日:2011/03/18 DVD 2024/03/17 WOWOW
リンク
監督 | アルバート・ピュン |
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脚本 | ポール・ビー・マーゴリス |
出演 | スティーヴン・セガール |
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デニス・ホッパー | |
トム・サイズモア | |
ジェイミー・プレスリー |