映画【スーパーマリオ 魔界帝国の女神】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　爬虫類の世界が人間界に侵略しようとしてくるのを阻止しようとする配管工兄弟の話。

●感想

　地球に隕石がぶつかった6500万年前の衝突から人間界と恐竜界にわかれたらしい。ニューヨークで配管工として働く主人公兄弟がいて、下水の発掘工事をする博士がいて企業から妨害をされている。

　弟が博士と出会って弟が博士に好意を持つ。博士を狙う2人組がいて博士をさらわれたので追いかけて下水の壁の中に吸い込まれる主人公たち。

　吸い込まれた先に恐竜世界があってみんな普通に生活している。恐竜世界の王様のクッパは謎の石を狙っていてそれを入手できれば人間界と恐竜界を支配できるらしい。主人公が持っているけど泥棒に盗まれてしまう。恐竜の王を批判すると警察に捕まって連れていかれるディストピア。捕まった人は機械に入れられて退化されて兵隊として働かされる。

　主人公たちも捕まってその機械に入れられそうになるけど、簡単に脱出して逃走。博士はクッパからお前はこっちの世界のプリンセスで人間界との結合に必要な存在みたいな説明をされたり、父親がキノコの胞子みたいなのにさせられていてびっくり。

　主人公たちは自分から石を盗んだ泥棒のもとに向かって主人公兄が泥棒といい感じになって石を返してもらう。捕らえられた博士を救い出して、恐竜界の雑多な街中でクッパと戦って、人間界に移動したり戻ったりして最後は大砲で撃って倒してクッパ王国が瓦解してブルックリンに戻っておしまい。

　恐竜世界の独特の世界観が楽しくて、キノコのどろどろとか気持ち悪いし、ヒロインのお父さんがそれのキノコになっているとかめちゃ怖いです。クッパが使う退化マシンもめっちゃ怖くて頭が悪い兵隊を大量生産するというのがつらかったです。

　捕まってたのに簡単に逃げられることができたりするのが繰り返されたりとかアクションシーンのカット割りが意外と細かくてごちゃごちゃした印象しか残らないとかありますが、楽しい100分間でした。

☆☆☆

鑑賞日:2024/03/16 WOWOW