映画【モンタナの目撃者】感想

Those Who Wish Me Dead ☆☆☆

●こんなお話

 偉い人の不正だかを発見した父とともに殺し屋に狙われる少年と消防士の戦いの話。

●感想

  テイラー・シェリダン監督作品らしい激しい銃撃戦やその地元に住む人たちのリアリティや土着感なキャラクターたちが相変わらず渋い作品でした。

 ただお話の進行は結構鈍重に感じてしまいました。冒頭で山火事の中を降下して消火活動をするというのとかはそういう仕事があることに驚けるものでよかったですが、主人公が読み間違えて仲間がピンチになったりレスキュー失敗したりとトラウマの説明があり、主人公の日常。そこに警官とその妻の日常や殺し屋たちが不正を暴こうとした会計士だかを狙って行動したりというのが交互に描かれていきますが。登場人物が交錯するまでが結構長かったです。

 やっと主人公と逃げている息子さんが出会って事情を説明して街に行こうとなるのと、警官夫婦のもとに殺し屋たちがやってきて…というところ。この警官の奥さんが身重だけどサバイバル能力を発揮して戦うのとかはこの映画1番の盛り上がりどころでした。

 殺し屋が起こした山火事というのも映像はド迫力でしたが、危機的な設定としてはあまり見えずにただ遠くで赤く燃えていて、しだいに近づいてきて逃げる。というだけで追いかけっこ自体にはあまり関係せずにサスペンスとしてはイマイチな設定でした。

 基本、アンジェリーナ・ジョリーも最初から肉体的に傷ついてヘロヘロで終始、傷口にアルコール的なのをかけて痛み耐えるとかしか印象に残らなかったです。レスキュー隊員としての知識や経験で戦うというところもあまり見えずに、ひたすら森の中を歩いてる風にしか見えなかったです。それに最初に出てきたレスキュー隊員の荒くれ者たちも最初と最後だけで、あまり本筋に絡んでこないのも残念でした。

 とはいえ、偉い人の悪いことを発見したら家をガス爆発させられるんだなと大変なことになるんだなと勉強になりました。

☆☆☆

鑑賞日:2021/09/14 TOHOシネマズ日比谷

監督テイラー・シェリダン 
脚本テイラー・シェリダン 
チャールズ・リービット 
マイクル・コリータ 
チャールズ・リーヴィット 
原作マイクル・コリータ 
出演アンジェリーナ・ジョリー 
ニコラス・ホルト 
フィン・リトル 
エイダン・ギレン 
メディナ・センゴア 
ジョン・バーンサル 
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