映画【ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 かつて地元でバーをハシゴ酒を試みてた5人組が大人になって再び地元に戻ってハシゴ酒をやってみたら街の様子がおかしくって……な話。

●感想

 エドガー・ライト監督作品らしいハチャメチャコメディが相変わらずでトンデモナイ世界になっているのに、そこでやってることは馬鹿馬鹿しいリアクションで笑いを取る映画で面白かったです。
 ただ100分の映画で本筋に入るまでが40分過ぎと序盤が少し長く感じました。目まぐるしく動き回るカット割りと高速のお喋りとせわしない勢いで飽きないようにはしてありますが、それがうるさく感じてしまう部分もありました。

 ほいで本筋に入ってから街を乗っ取られたってんでバトルに突入してからは、ひたすらありえない展開が続いて派手な出来事で見せていく展開でギャグも控えめになってしまって結局何の話だったのかついていけなかったです。
 結局、人類を修正するためにやってきた宇宙人が主人公たちを説得しようとして主人公が「自由になりたい!」と叫んで終わり。というのも一体何のこっちゃわからず不完全燃焼でした。
 エピローグの共存と対立の収束もついていけなかったです。

 風呂敷を広げて理由や説明なんかに入ると途端に失速してしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/10/20 Blu-ray 2019/05/27 NETFLIX

監督エドガー・ライト 
脚本サイモン・ペッグ 
エドガー・ライト 
出演サイモン・ペッグ 
ニック・フロスト 
パディ・コンシダイン 
マーティン・フリーマン 
エディ・マーサン 
ロザムンド・パイク 
ピアース・ブロスナン 
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