映画【ウルフマン(2010)】感想(ネタバレ)

the-wolfman
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●こんなお話

 昔のロンドンで夜な夜な惨殺事件が起こって、それを調査している主人公の舞台役者も襲われて自ら恐ろしい姿になって警察とかから追われる話。

●感想

 満月の中の古い城やロンドンの街並などの雰囲気抜群で怖い映画になっていました。そんな中を狼男が大暴れして人間たちをバラバラにしていくというショッキングなシーンも見せ場として楽しかったです。

 ただ人間関係の描き方が淡泊でそこまで盛り上がることもなかったのが残念でした。主人公は弟が殺されて、その犯人捜しをするためにロンドンに戻ってくる。そして父親との確執や弟の婚約者も最初から結構主人公と良い感じだったりとそこらへんのロマンスとかもサクサク進みすぎてあっさりでした。ウルフマンを追いかける警部さんとかも凄腕っぽい感じで出てきますが、彼も特にこれといってウルフマン対策をするわけでもないので、あまり魅力を感じられませんでした。

 とはいえ、ゴシックホラーとして楽しめる映画だったと思います。

☆☆☆

鑑賞日: 2010/09/15 Blu-ray  2016/03/27 Hulu

監督ジョー・ジョンストン 
脚本アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー 
デヴィッド・セルフ 
出演ベニチオ・デル・トロ 
アンソニー・ホプキンス 
エミリー・ブラント 
ヒューゴ・ウィーヴィング 

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