映画【ウォーリアー&ウルフ】感想(ネタバレ)

the-warrior-and-the-wolf
スポンサーリンク

●こんなお話

 秦帝国の軍人と異民族のヒロインとの話。

●感想

 話も暗いし輪にかけて画面も暗く見づらいことこの上ないです。かなり集中して何が映ってるのか見ないとキツイ映像でした。

 話もなんだかよく理解できず、これまた集中して観ないと理解できなくなること必至の映画でした。
 話はオダギリジョーさん演じる気弱な兵士が将軍に鍛えられて、将軍の代わりに北伐をする将軍クラスになって討伐隊を率いていて。立ち寄ったある村で出会った未亡人をレイプしてしまいますが。何故、いきなりレイプするのか? 確かに男として欲情してしまったかも知れませんが、気弱だった男に一体何の変化があったのかがそこまでの映像を観ただけでは理解に苦しみました。

 別の部族と交わることは許されないとマギー・Qさん演じる未亡人は言いますが、「殺して!」と言うだけで自殺はしない。そして、また濡れ場、濡れ場の繰り返し。そして、別の部族と交わると狼になるという呪いがあると言います。
 その後、雪解けしたのでまた旅立つ主人公ですが。そこで襲われる砂嵐の迫力はすごくてよかったです。また、村に戻って未亡人と何するかと言えば。また濡れ場。ただの性欲強い男女にしか見えないのが痛いです。しかも大して脱がないし。

 そして、主人公たちがたどる末路も一体なんだったのか? 本当にアレになってしまったのか? そして何故、将軍を襲うのか? ちょっと他の情報を仕入れないと映画を観ただけではわかりずらくて大変な映画でした。ただ、中国ならではの荒涼とした映像はカッコよかったです。

鑑賞日:2012/04/19 DVD

監督ティエン・チュアンチュアン 
脚本ティエン・チュアンチュアン 
原作井上靖
出演オダギリジョー 
マギーQ 
トゥオ・シェンホア 
タイトルとURLをコピーしました