映画【タワーリング・インフェルノ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 高層ビルで火災が発生する話。

●感想

 開始45分でやっともう1人の主役のスティーブ・マックイーンが登場しますが。序盤で、登場人物の紹介をしつつ手抜き工事があってボヤからどんどんと広がっていく様子が交互に描かれて。画面にひきこまれる序盤でした。

 そして、火事が広がり。最初はのんびりしてた名士たちの元へ一気に死の危険が迫るあたりのパニックったらないです。
 説明台詞が一切なく、スティーブ・マックイーンとポール・ニューマンのカッコいい台詞のやりとりで見せていくのもいいですし。

 文句を言いながら仕事して何事もなかったかのように去っていくスティーブ・マックイーンがカッコいいのはもちろん。
 それぞれのキャラクターの描かれ方もよくて、老詐欺師のフレッド・アステアの哀愁。リチャード・チェンバレンの最初から最後までの憎まれ役。ロバート・ヴォーンの議員さんのなかなかかっこいい最期。市長もカッコいいですし。若い消防士2人もよかったです。チョイ役ながら、子どもに優しいバーテンなんかもいい奴だとわかるシーンが挿入されているので、その結末も感情移入できるものでした。そして、フェナ・ダナウェイのドレスのエロさ。

 クライマックスの水攻めが、今の時代に見るとちょい迫力に欠けますが。爆弾を持って屋上に向かう主人公達のカッコよさったらないです。

 2時間45分の長さですが、体感時間は1時間くらいに思える面白さでした。

☆☆☆☆☆

鑑賞日:2011/07/24 Blu-ray

監督ジョン・ギラーミン 
脚本スティーリング・シリファント 
原作リチャード・マーティン・スターン 
トーマス・N・スコーティア 
フランク・M・ロビンソン 
出演スティーヴ・マックイーン 
ポール・ニューマン 
ウィリアム・ホールデン 
フェイ・ダナウェイ 
フレッド・アステア 
スーザン・ブレイクリー 
リチャード・チェンバレン 
ジェニファー・ジョーンズ 
O・J・シンプソン 
ロバート・ヴォーン 
ロバート・ワグナー 
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