映画【シン・レッド・ライン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ガダルカナル島の戦いのアメリカの将兵さんたちの激しい戦闘と心象を描いた話。

●感想

 白人2人が現地人と生活していて、それが結構長いこと描かれて一体何が起こっているんだろう? と思っていると、アメリカの船が来た! 逃げる。どうやら逃亡兵らしいということがわかって、上官のショーン・ペンに現場に戻るように話されて、そこからガダルカナル島へと向かって…。

 戦闘シーンはさすがの迫力で風にそよぐ草木の中を激しい砲撃と銃撃で消耗していく将兵たち。爆音で耳が痛いです。それに勇ましい死みたいなのはほとんどなくて、うっかりミスで亡くなってしまったり恐怖で発狂してしまったり、ニック・ノルティが勇ましい上官みたいな役で出てきますが、戦端がひらかれるとひたすら突撃を命じて、現場の人間から命令を拒否されたりして無茶苦茶な上官。

 激しい戦闘シーンの合間に将兵さんたちが故郷にいる家族のことを思ったりするシーンが挿入されてモノローグが入ったりしますが、そのモノローグが一体誰の声なのか? という単純によくわからなかったり。ドッカンドッカン砲撃をたくさんした後に、将兵さんたちが突撃していっても普通に綺麗な草原が広がってどういう地形になっているんだろう? と気になりました。

 豪華キャストが泥だらけになって走り回るのが面白い映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/11/14 NETFLIX

監督テレンス・マリック 
脚本テレンス・マリック 
原作ジェームズ・ジョーンズ 
出演ショーン・ペン 
ジム・カヴィーゼル 
エイドリアン・ブロディ 
ベン・チャップリン 
ジョン・キューザック 
ウディ・ハレルソン 
エリアス・コーティアス 
ジョン・C・ライリー 
ジョン・サヴェージ 
ジャレッド・レト 
ミランダ・オットー 
ニック・ノルティ 
ジョン・トラヴォルタ 
ジョージ・クルーニー 
光石研 
水上竜士 
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