映画【魔法使いの弟子】感想(ネタバレ)

The Sorcerer's Apprentice
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●こんなお話

 1000年だか続く魔法使いの戦いに巻き込まれていく物理オタクの話。

●感想

 10分に1回はあるかというアクションシーンのどれもがCG満載でしかも安っぽくなくカッコよくて綺麗に作られていて面白かったです。チャイナタウンの折り紙みたいなのが舞うアクションや鏡の世界のカーチェイスなどよく考えられて面白く見ることができます。

 主人公がなかなかのかっこ悪さなのもよかったです。そして、オタクな主人公が学園一の美人と付き合っちゃうというお約束の展開も楽しんで観ることが出来ました。物理オタクという設定をいかしたクライマックスの戦いも面白かったと思います。

 ただ、開始5分で魔法使い同士の人間関係を怒涛のナレーションと映像で説明していくため、師匠であるマーリンとか魔女の存在や。仲間であったはずのアルフレッド・モリーナ演じる魔法使いの裏切りなど。なんだかよくわからないままスタートしました。
 そのため、人形を奪いあうストーリーですが。何で奪い合ってるのか、最後のほうはわからなくなってました。

 それに魔法の使い方も、あまり直接的なアクションが少なくて。そんな凄いものに見えないのが痛かったです。

 とはいえ、ニコラス・ケイジの髪型が楽しめる映画だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2011/03/16 DVD

監督ジョン・タートルトーブ 
脚本ダグ・ミロ 
カルロ・バーナード 
マット・ロペス 
出演ニコラス・ケイジ 
ジェイ・バルシェル 
アルフレッド・モリナ 
テリーサ・パーマー 
モニカ・ベルッチ 
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