映画【ナイト・ウォッチャー】感想(ネタバレ)

The Night Clerk
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●こんなお話

 ホテルの受付が部屋を盗撮していて殺人事件を目撃してしまう話。

●感想

 主人公のホテルマンは部屋に監視カメラをつけて盗撮していて、カメラの向こうで喋る人たちの言葉を台詞のように繰り返している。

 ある日、女性が夜中にチェックインしてきたので、その部屋を覗いていたら窓から男性が侵入してきて暴力をふるってしかも拳銃まで見えたので急いで部屋に行って…。銃声が聞こえて主人公の同僚が部屋に行くと主人公が死体と一緒にいて警察が駆け付ける。

 主人公は慌てて部屋のカメラを処分するけど、1枚SDカードを処分し忘れてしまう。主人公が容疑者となりつつ仕事を再開して、新たにヒロインがチェックインしてきて優しく接してくれるので好意をもつ。

 社会性に欠けるらしい主人公で母親ともうまくいっていないけれど、ヒロインが普通に接してくれるのをきっかけに成長していく主人公。ヒロインは不倫していて、しかもその現場を目撃してしまってショック。さらにその相手が殺人の犯人なのではないのかという疑惑が出てきたりして。

 サスペンスものとしては微妙で、結果、主人公とヒロインが罪をなすりつけあうというかヒロインが主人公を騙そうとしたけど、結果主人公のほうが一枚上手だったのかな? というオチだと思いますが、ボケっと見てたらよくわからず消化不良のサスペンスです。かといって恋愛ものとしてもどうだったのかな? という描き方でした。

 それにジョン・レグイザモが刑事役で出てきますが、彼がどういう立ち位置なのかわからず無駄遣い感すごかったり。やっぱり盗撮の罪はうやむやになって、倫理観に入り込めない1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/08/01 Amazonプライム・ビデオ

監督マイケル・クリストファー 
脚本マイケル・クリストファー 
出演タイ・シェリダン 
アナ・デ・アルマス 
ジョン・レグイザモ 
ヘレン・ハント 
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