映画【ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 始皇帝のミイラがイギリスで甦って大暴れするってんで、いつものファミリーも大暴れする話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログから

●感想

 このシリーズの面白さは作られた当時は昔ながらの冒険活劇をCGでくるんで見せ場を作るというのが面白さだと思いますが。3作目ともなると目新しさが全くなくなってしまって、CGのアクションも見せ場で面白いことは面白いですが新鮮さというものでは他の映画と特に違いがなくて盛り上がりに欠けました。
 しかも開始10分が中国の始皇帝のシークエンスがあって、イギリスで主人公の冒険をリタイアした日常のシークエンス、息子が中国で始皇帝のミイラを発掘するシークエンス。その後、主人公が骨董品を中国に持っていって、そこでやっと始皇帝を復活させようとする悪役が現れて冒険が始まる。ここまでで開始40分くらいと100分くらいの映画で40分も使っていてセットアップが長かったです。

 そこからは無茶苦茶なアクションの連続で退屈はしなかったですが、だんだんどうでもよくなっていくという。
 いきなりイエティとか現れて何故か味方で一緒に戦ったり、始皇帝に恨みを持つミイラ軍団が現れての合戦だったり。その間を主人公たちが銃を撃ちまくるという。たいした考えもなくゴリ押しで戦う主人公たちを見ててもあんまり面白くなかったです。

 カタキ役のジェット・リーは変身しすぎてどうでもよくなってくるし、めっちゃ強かったのにあっけなさすぎてカタルシスが得られない映画で残念でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/12/01 Blu-ray

監督ロブ・コーエン 
脚本アルフレッド・ガフ 
マイルズ・ミラー 
出演ブレンダン・フレイザー 
マリア・ベロ 
ジョン・ハナ 
ルーク・フォード 
ジェット・リー 
ミシェル・ヨー 
ラッセル・ウォン 
イザベラ・リョン 
リアム・カニンガム 
アンソニー・ウォン 
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