映画【ジャッジ 裁かれる判事】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 やり手の弁護士の主人公が父親の判事が殺人事件の容疑者となっちゃったので、弁護しながら親子の再生の話。

●感想

 ロバートダウニーJr演じる主人公は都会でやり手の弁護士としてやっていて正義よりも金儲け主義で、ロバートデュバル演じる父親は小さな町で判事として何十年もやっていて頑固親父。この役者さんにアテガキされたようなキャラクターをそれぞれが得意分野な感じで見事に演じていてそれが面白かったです。
 撮影もヤヌス・カミンスキー御大がやっていて綺麗な映像を見てるだけも満足でした。

 昔の因縁の相手をひき逃げした疑いで父親が裁判にかけられて息子が弁護士をやってというのがメインの流れになりますが、裁判劇として見ると肩透かしで。想定内で終わってしまうのが残念でした。それよりもその裁判を通しての父と息子の物語がメインでした。
 やり手の検事でビリーボブソーントンが出てきたりして、期待の高まる裁判劇っぽかっただけに残念でした。

 父親の病気だったり元カノとの再会だったりが合間合間に出てきたりして退屈はしなかったですが、140分はちょっと長いかな? と思いました。最初に弁護することになる使えない若手弁護士のくだりとかいるのかな? というのとかも思っちゃう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/07/16 Blu-ray

監督デイヴィッド・ドブキン 
脚本ニック・シェンク 
ビル・ドゥビューク 
原案デイヴィッド・ドブキン 
ニック・シェンク 
出演ロバート・ダウニー・Jr. 
ロバート・デュヴァル 
ヴェラ・ファーミガ 
ビリー・ボブ・ソーントン 
ヴィンセント・ドノフリオ 
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