ドラマ【THE HEAD シーズン1】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　南極基地で殺人事件が起きて何が起こったのかを回想していく話。

●感想

　CO2削減の人類のために実験をする国際基地で夏期と冬季の越冬隊の交代があって夫妻が交代で任務についてお別れするところから始まって、任期が終わって6か月後に交代に来たら基地のメンバーが死亡していて、主人公の奥さんが行方不明。そして生き残りが2人いて、女性の医者が回想を始める。

　最初は隊員同士の喧嘩があって、片方がその後行方不明になってみんなで探しに行ったら外で殺されていてしかも首が切断されている。けんか相手が疑われて監禁されるけどその人も首を切られて殺害。みんな疑心暗鬼で外に助けを求めに行こうと雪上車でいこうとするけど雪上車大爆発。隊長がおかしくなって拳銃で暴れまわって1人射殺されてしまう。燃料とかを探しに行くために8年前に火事になった基地に行って火事で亡くなった隊員の遺体を見つけてしかも火事ではなく殺されたらしいというのがわかったり。研究のリーダーが全部悪いと隊長が拳銃を向けるけど内輪で揉めてる間にリーダーに首を刺されて死亡。

　主人公の奥さんから生き残った医者が聞いた話では、8年前の火事の基地で実は英雄視される研究者が火事でなくなったとされる研究者に性加害しようとして誤って殺害してしまって、それを人類の研究のためにだということでみんなで隠滅のために火事で証拠隠滅したとか。

　リーダーは伝聞証拠だけだと逮捕されないと思っているけど、雪上車で亡くなっている主人公の奥さんが見つかって、そこに殺害現場の時に着ていたセーターがあって証拠が見つかってリーダーは逮捕されて証言をした医者のおかげとなる。

　けれども実はその医者は8年前に殺された隊員の娘で妹と一緒に母の死の真相を探って、母の死を隠滅した隊員たちにリベンジしていろんな隊員を殺害していたことが判明して殺害を計画していたところを恋人に見られて殺害したりの回想があっておしまい。

　閉ざされた南極基地で「遊星からの物体X」をお決まりとして見ている隊員たちが1人また1人と殺されていって犯人は誰だ、という典型的なミステリーものとして全6話楽しめました。

☆☆☆

鑑賞日:2024/06/29 Hulu