映画【ダーティハリー5】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 デッドプールなる殺人リスト通りの連続殺人が起こって、ハリー・キャラハンが立ち向かう話。

●感想

 ミュージックビデオの撮影中に関係者の殺人が起こって、それの捜査と主人公が捕まえたギャングのボスによる報復が同時進行で描かれていきます。それにヒロインとしてテレビのリポーターと相棒となるアジア人が絡んだりしていきますが、時代なのか全体的にのんびりしていて、主人公があまり捜査というと捜査をせずに事件が起きて、それのリアクションというだけでこれといった推理とかあまりしない印象でした。

 ギャングの報復によるアクションも適宜挿入されるだけで一体何をしているんだろう? という気持ちにもなってしまいました。途中の自暴自棄になった男が焼身自殺を図るとかも丸ごとなくてもいいのではないか? とかリーアム・ニーソンがメインの役どころとして怪しげに出てきますが、終盤まるで存在がいなくなってしまって、もったいないキャラクターだなと感じてしまいました。アジア人相棒も一瞬、カンフー的なアクションがあって活躍するのかな? と思いきやこれといった見せ場もなく残念でした。

 殺人犯がラジコンに爆弾を仕掛けて襲い掛かってきてのカーチェイスとかはありえない無茶苦茶すぎて楽しかったです。坂道をぐいーんと車両が飛び跳ねるのをラジコンでもやっているアイデアがよかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2020/05/03 NHK BSプレミアム

監督バディ・ヴァン・ホーン 
脚色スティーヴ・シャロン 
出演クリント・イーストウッド 
パトリシア・クラークソン 
リーアム・ニーソン 
エヴァン・C・キム 
デイヴィッド・ハント 
マイケル・カリー 
ダーウィン・グッドウィン 
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