映画【ラ・ヨローナ 泣く女】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 メキシコの口裂け女的なお化けがアタックしてくる話。

●感想

 冒頭で17世紀のメキシコで映画の発端となる惨劇があって、1973年のアメリカに舞台が移って主人公家族の話に移行していきます。なぜ1973年の時代設定なのかという理由が他のホラー映画のシリーズとのリンクというのが無理やりすぎてちょっとそのシリーズに思い入れがないとどうでもいい設定に感じました。

 あとはホラー映画の王道を行く展開で、お化けに呪われて子どもたちが殺されそうになるのでお母さん頑張るという。最初は信じなかったけど、恐怖体験をして教会に頼んでアウトロー神父に除霊してもらうために最後に対決という。

 お化けが暗闇からどーん! というデカい音で怖がらせるというより驚かせてくるのがだんだんワンパターンになっていってクライマックスの戦いとか結構退屈でした。仕方ないですが、全体的に画面がずっと暗いので見にくいのもマイナスでした。

 クライマックスで参戦する元神父さんの背景とかもほとんど描かれないので、彼が家族のために頑張ってもそこまで盛り上がらなかったり、普通に物理攻撃が通じるお化けなんだと驚く映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2020/03/21 WOWOW

監督マイケル・チャベス 
脚本ミッキ・ドートリー 
トビアス・イアコニス 
出演リンダ・カデリーニ 
マデリン・マクグロウ 
ローマン・クリストウ 
レイモンド・クルツ 
パトリシア・ベラスケス 
ショーン・パトリック・トーマス 
トニー・アメンドーラ 
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