映画【チルドレン・オブ・ホァンシー 遥かなる希望の道】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 日中戦争のときの日本軍の魔の手から孤児たちを守るイギリス人の話。

●感想

 主人公と孤児たちの交流が物語の大半をしめていて、残り40分くらいから、逃避行が始まり、そのほとんどが移動シーンなので中国の壮大で綺麗な景色は楽しめましたが、ストーリーは退屈な印象を受けました。

 前半から中盤にかけての孤児たちとの交流は、たくさんいる孤児たちの割りに時間を割いているのは2,3人で、その孤児たちにも今ひとつ感情移入できなかったです。

 後半にいきなりヒロインとの恋愛が挟まりますが、それも本筋としては特にいらない気がしました。残りわずかなところで、好き好きになってしまって駆け足な感じになってしまってるような気がしました。そこを掘り下げるのならもう少し早く、その展開にしてくれたほうが落ち着いて観れたと思います。

 日本軍をステレオタイプな単純な悪として描いてないところなんかはよかったと思います。

 気合の入ったチョウ・ユンファがかっこいい映画でした。

☆☆☆

2009/06/14 DVD

監督ロジャー・スポティスウッド 
脚本ジェームズ・マクマナス
出演ジョナサン・リス=マイヤーズ 
ラダ・ミッチェル 
チョウ・ユンファ 
ミシェル・ヨー 
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