映画【ソード・ロワイヤル】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 料理店で働く料理人が残虐な宮廷料理長が訪れて、彼に家族を殺された主人公は呪いの刀を手に入れて復讐をしようとするけど……な話。

●感想

 序盤からごちゃごちゃしてハイテンションな登場人物たちのチャイニーズギャグ。画面も白黒に一部分赤い色がついたパートカラーだったり、アニメになったりとビジュアルもテンションが高くてぐったりしてしまいました。
 3つのストーリーを同時に描いていくため、1つずつのエピソードが魅力的ではないといけないと思いますが。そのどれもがあんまり魅力がないため、ハイテンションな勢いもあわさって、見てると余計に疲れてしまうという。
 主人公の回想に入って、そこからさらに浮浪者の回想になり、更にそこから武器を求める男の回想になるという。どんどんと回想に突入していく構成は面白かったです。

 が、いかんせんにおちゃらけた登場人物たちが出てきてコメディなのかと思いきや、シリアスになったりとどういうスタンスで見ればいいのか戸惑ってしまいました。
 それぞれの物語だけで1本できちゃうような内容で、監督におそらくいっぱいアイデアがあっていろいろ詰め込みたくて、そのままそれを作ってしまったような映画でした。

鑑賞日:2014/04/05 DVD

監督ウー・アールシャン 
製作総指揮ダグ・リーマン 
出演安藤政信 
キティ・チャン 
ユー・ベンチャン 
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