映画【ジェシー・ジェームズの暗殺】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 強盗団のメンバーがリーダーに憧れたりおびえたりする話。

●感想

 ロジャー・ディーキンスさんの映像はさすがのクオリティで詩的で叙情的な映像と役者さんたちの静かなお芝居が見もの映画でした。

 強盗団のメンバーの話で中でもブラッド・ピット演じるキャラクターが当時のスターで、彼に憧れて若者がついてくるという。その若者目線で彼に対する憧れや畏敬の念、恐怖などが描かれていきます。

 仲間内のゴタゴタがあってブラピの従兄弟を殺してしまった主人公がブラピにバレるのかバレないのかという恐怖。彼を売るべきかどうかという苦悩が中盤からのメインの流れですが、人物に興味がないと話自体もドラマチックでもなくエンタメ要素的なものはないので、やっぱり冗長で上映時間も長く退屈でした。兄弟がブラピに対して恐れて彼についていくかどうかとかの苦悩がイマイチ伝わらず、一体なんでそこまでブラピについていくんだろうかとそもそもの設定がわからないので退屈でした。

 主人公たちのエピローグも20分以上あってそれまた退屈の時間でした。暗殺犯自らが役者として暗殺を演じるという当時の演劇界とかは驚く1本でした。

☆☆

鑑賞日:2021/01/ U-NEXT

監督アンドリュー・ドミニク 
脚本アンドリュー・ドミニク 
原作ロン・ハンセン 
出演ブラッド・ピット 
ケイシー・アフレック 
サム・シェパード 
メアリー=ルイーズ・パーカー 
ポール・シュナイダー 
ジェレミー・レナー 
ズーイー・デシャネル 
サム・ロックウェル 
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