映画【ラスト・ターゲット】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 引退を決意した殺し屋の話。

●感想

 冒頭、いきなり襲われる主人公ですが。ほとんどの説明がないので、何故襲われるのか? とかの状況は見て考えるしかないです。
 その後も、イタリアへと隠れて。そこで殺しをするのでなく、銃を作るという仕事を依頼されて。黙々と材料を集めて、銃を作ります。この時点で、この銃がどういう事に使われるのかは察しがついてしまいますが。

 主人公は、銃を作りながら売春婦と出会い。自分でも気づかないうちに恋に落ちてしまいます。これは、殺し屋としては致命的で。当然、守るものができてしまうとそれが弱点になってしまうわけで。

 銃を作るシーンでも、依頼主にサプレッサーやらサイレンサーやらホローポイントやら殺し屋あるあるでの会話が入ったりしますが。殺し屋としての説明にしかなっておらず、あまり効果的ではないと思いました。主人公が殺し屋として、凄い事はオープニングで説明されているので。
 主人公が、どうして命を狙われるのか? という部分がいっさい説明が入らないため。ハラハラドキドキするサスペンスではなくて、1人のセクシーおじさんが恋を知って変わろうとする映画でした。それとあまりに音が少ないので、退屈に感じてしまう部分もありました。

 とはいっても、イタリアの風景のいちいち素晴らしい映像だけでも観てるだけでひきこまれてしまう映画でした。それに、出てくる女優さんが全員美人さんでイタリアっていい国だなと思わせてくれました。

☆☆☆

鑑賞日:2011/11/17 DVD

監督アントン・コルベイン 
脚本ローワン・ジョフィ 
原作マーティン・ブース 
出演ジョージ・クルーニー 
ヴィオランテ・プラシド 
テクラ・ルーテン 
パオロ・ボナッチェリ 
ヨハン・レイゼン 
イリーナ・ビョークランド 
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