映画【鉄拳 ブラッド・ベンジェンス】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 中国拳法の達人が陰謀に巻き込まれる話。

●感想

 ゲームをやったことのない人間だと何の話なのかわからないこと必至です。そのためゲームファンしか楽しめない内容になっていると思います。

 主人公である中国拳法の達人の女子高生はなんと学校の登校にパンダに乗って登校するという衝撃の登校。そして、Gコーポレーション? なる組織に所属しているのかわかりませんが、命令で転校してその先の高校生を調べることになります。そこで出会った女性と仲良くなりますが、なんとその女子高生はロボット。ここで金閣寺でのバトルはなかなか迫力あってよかったです。

 主人公は組織に裏切られたのかなんなのか見ていてわかりませんでしたが、組織と距離を置いてロボットと行動を共にすることになりますが。ここから、主人公の行動の動機は消えてしまいますが映画は続くのが謎です。一体、主人公は何故、ターゲットの先輩を調べようとするのか? ロボットとの長い日常も退屈でした。そんなに無駄に描く必要があったのか?

 よくわからないまま、三島一族なる人物達が勢ぞろいして親子喧嘩を始めるっつう。あんたたち、誰状態です? 主人公はこの戦いに参加しないのも恐ろしかったです。存在の意味がない。今まで出てきてなかった、謎のおじさんたちが戦ってクライマックスというのは一体どういう風に見たらいいのか? 主人公はこの家族を知っている様子なのもよくわかりませんでした。誰かわからない人たちがわからない理由で戦ってるの見せられる展開……。

 デビルになれる細胞をめぐっての戦いのようですが、いつそんな展開になったのか気付かなかったです。だったら、序盤と中盤の主人公とロボットの長い展開は必要ないのではないかと思いながら見てました。

 ゲームがあっての映画なので、ゲームを知ってる人ならあるあるネタの話なのかも知れませんが。全くしらない人が見ると、なんのこっちゃわからない不親切な映画で残念でした。

鑑賞日:2012/04/09 DVD

監督毛利陽一 
脚本佐藤大 
出演(声)坂本真綾 
松岡由貴 
宮野真守 
篠原まさのり 
千葉一伸 
田中敦子 
渡辺明乃 
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