映画【修羅雪姫(2001)】感想(ネタバレ)

Shurayukihime
スポンサーリンク

●こんなお話

 女剣士と暗殺者集団との戦いの話。

●感想

 冒頭、暗殺集団の一族が砂丘みたいなところに立ってて暗殺を開始するくだりからカッコよくて、荒廃した未来の世界観も雰囲気いっぱいで面白かったです。
 暗殺者集団に育てられたけど母親をその暗殺集団に殺されたことを知り反旗を翻して狙われるという。

 そこでたまたま知り合った青年と暮らし始める。90分ちょいの内容だけどテンポが悪いような映画でした。
 アクションシーンは香港映画らしいスピード感を重視したもので迫力あるものでよかったですが、日本刀を振り回して戦うのはあまり似合わないようにも思えました。

 怪我をして瀕死の主人公を介抱する青年。人工呼吸をしたり、てことはもう重体だと思いますが。翌日にはすっかり元気になってる主人公。どんな回復力なんだろう。
 この主人公痛みを感じない、と言ってた割には、戦いながらダメージを負うたびに叫んだりするのでよくわからないです。

 主人公の戦いともう1つの流れは青年の爆破テロの仕事と妹の流れ。これも結構だるくて、長いこと台詞で自分の過去を語るのは見てて辛いです。基本的に全員台詞で昔話をしはじめます。それをただ映してるだけというのも面白味がなかったと思います。

 せっかく魅力的なカタキ役たちがいっぱいいるのにあっさりと倒されていくのが残念なのとエンディングが暗すぎるのが残念ですが、スピード感いっぱいのアクションシーンの一点突破で見る映画だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2013/09/15 DVD

監督佐藤信介 
アクション監督ドニー・イェン 
特技監督樋口真嗣 
脚本佐藤信介 
国井桂 
出演釈由美子 
伊藤英明 
嶋田久作 
佐野史郎 
沼田曜一 
真木よう子 
長曽我部蓉子 
六平直政 
松重豊 
タイトルとURLをコピーしました