映画【ストリート・オブ・ファイヤー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ストリートギャングにさらわれた元カノの歌手を救いにやってきた風来坊な男の戦いの話。

●感想

 THE80年代の雰囲気の中、近未来感な風景と音楽映画であり西部劇な娯楽活劇として楽しい90分でした。

 冒頭でヒロインのダイアン・レインが歌って盛り上がるツカミでひと段落したら、ウィレム・デフォーが襲い掛かってさらってしまうという。そこにふらりと主人公がやってきて、妹のもとを訪ねたらヒロインがさらわれるってんで知り合った仲間たちと一緒に救いに行くという。

 役者さんたちの若さや勢いが画面からみなぎっていてかっこよくて、主人公のマイケル・パレのかっこよさったらなくて、バタフライナイフをくるくるまわすのとか最高です。ダイアン・レインの綺麗さもよかったです。あとは単純に楽曲がどれも最高で流れてくるだけでテンションがあがる音楽の数々でした。

 主人公たちがヒロインを救出するためにカタキ役のアジトを襲撃するときの主人公のショットガン使いとかクライマックスの一騎打ちなど見せ場も最高でした。

 よくよく考えると主人公のヒロインに対する態度はこれでいいのかと思ってしまったり、ヒロインのマネージャーのリック・モラニスがかわいそうすぎるのではないかと哀れに思ってしまう主人公の態度でした。

 話の展開は根無し草の主人公が荒廃した街へやってきた悪者を退治して街をきれいにしてさっていくという西部劇のフォーマットに音楽を取り入れたアクションや音楽と退屈知らずのエンタメ映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2020/10/02 Amazonプライム・ビデオ

監督ウォルター・ヒル 
脚本ウォルター・ヒル 
ラリー・グロス 
出演マイケル・パレ 
ダイアン・レイン 
リック・モラニス 
エイミー・マディガン 
ウィレム・デフォー 
デボラ・ヴァン・ヴァルケンバーグ 
リチャード・ローソン 
ビル・パクストン 
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