アニメ【スター・ウォーズ クローン・ウォーズ シーズン1】感想(ネタバレ):ライトセーバーの激闘と深まるキャラクター描写が魅力!

Star-Wars-The-Clone-Wars season1
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●こんなお話

 共和国軍と分離主義者軍の戦いの話。

●感想

 このシリーズは映画の2作目と3作目の間を描いていて、クローン軍とドロイド軍が激しく戦っている様子が描かれています。今シーズンは全22話、各話20分ちょっとの長さだが、物語の半分以上が戦闘シーンに費やされていて、非常に迫力がありました。

 冒頭には状況説明のナレーションが入るため、最初は少し戸惑うかもしれないです。誰がどこで何をしているのか把握しにくいですが、見続けるうちにだんだんと理解できて慣れてくる構成になっていました。

 ストーリーは基本的に主人公たちと敵であるドロイド軍の戦いが中心で、各話ごとに異なるミッションが与えられ、戦闘に成功したり敵に逃げられたりと忙しい展開が続きます。ドロイド軍はどこかマヌケに描かれており、ほぼ使い捨てのように倒されてしまうため、少しかわいそうでもあり、逆に憎めない存在感を出しています。

 映画だけでは語られないジェダイマスターたちや敵キャラクターが活躍するエピソードが多く含まれており、映画本編をより深く楽しむための補完として優れていると思いました。特にキット・フィストーとグリーヴァス将軍のライトセーバー戦は非常に熱くて見応えがありました。

 後半の4話ほどはアナキンとアソーカが宇宙空間での戦闘を繰り広げ、アナキンが人質解放ミッションを成功させる回や、メイス・ウィンドゥが奮闘する回も印象的。最終話では賞金稼ぎのキャド・ベインが登場し、コルサントで議員を人質にとる緊迫した展開があったり。

 ジャー・ジャーのコミカルでドタバタな行動は相変わらずで、正直なところ視聴者によっては「面白いのだろうか?」と感じるかもしれないですが、それもこのシリーズの一部として楽しめる要素でした。

 また、ドゥークー伯爵、オビ・ワン、アナキンを捕らえる海賊ホンドー・オナカーの圧倒的な実力には思わず感心する場面が多いです。

 アナキンとアソーカの師弟関係も丁寧に描かれていて、ドロイドたちも個性が立っているため、彼らがピンチになるたびに自然と応援したくなる演出が光っていました。

☆☆☆

鑑賞日:2021/10/17 Disney+ 2023/12/19 Disney+

総監督デイブ・フィローニ
シリーズ構成ヘンリー・ギルロイ
マイケル・フランス 
原作ジョージ・ルーカス
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