映画【スパイ・ゲーム】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 伝説のCIAと新人CIAエージェントの話。

●感想

 伝説のスパイをロバート・レッドフォード、その弟子をブラット・ピットが演じていて。冒頭、中国の収容所で緊迫感のあるブラット・ピットの作戦と失敗。

 今日で引退するロバート・レッドフォードにその情報が入り、2人の出会いで狙撃手として素晴らしい腕の持ち主である男をスカウトして、スパイとして一流に育てていき、東ベルリンでの任務で確執ができてベイルートの任務で決定的に考えの違いが表面化するというのを救出しようとする現在と回想の2つのストーリーで進行します。
 トニー・スコット監督作品らしいテンポのいい編集で、回想が入るとたいがいテンポが悪くなってしまいがちですが。この映画はむしろ回想が入ることで主人公たちの関係が描かれていくのと同時に救出までの残り時間のカセとあわさって125分物凄い緊迫感で突き進む映画で面白かったです。

 スパイとして派手なことはせず、身分を偽り潜入をして協力者に近づいて対象者を暗殺しようとしたり。任務に忠実な冷酷な師匠と浪花節の弟子の対立。本当にこんな風にスパイって活動してるのかな? と思うような任務で見てるだけで面白いです。
 そして現在の展開も、まさにスパイゲームといったもので1人で救出作戦をしようと奔走する師匠のカッコよさ。

 そしてクライマックスで決行される作戦。それを知った時の弟子の表情のカッコよさ。あれだけ対立してたのに自分の貯金とかも使って救出しようとして、仕事が終わったらサングラスして颯爽と車で帰宅していくというロバート・レッドフォードのカッコよさったらないです。そして、ラストのブラッド・ピットの表情も最高でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2013/07/02 Hulu

 

監督トニー・スコット 
脚本マイケル・フロスト・ベックナー 
デイヴィッド・アラタ 
出演ロバート・レッドフォード 
ブラッド・ピット 
キャサリン・マッコーマック 
ステファン・ディラーヌ 
ラリー・ブリッグマン 
マリアンヌ・ジャン・バチスト 
マシュー・マーシュ 
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