映画【若き勇者たち】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 アメリカに侵略してきた共産軍に徹底抗戦を挑んだ高校生たちの話。

●感想

 アメリカの田舎町の学校で授業中にふと外を見ると落下傘部隊が降下してきている。「訓練の場所間違えてるよ」と先生が外に出て話にいこうとするといきなり射殺されて、攻撃してくる落下傘部隊。彼らはソ連軍を中心とした社会主義国家連合軍。彼らが攻撃してくる、この冒頭は空一面に広がるパラシュートの構図が面白く、そして学生さんたちの主人公が山へ逃げるまで。がとても興味を持って行かれる素晴らしいツカミでした。

 ところがよかったのはここまでで、ただの学生さんたちが機械化されているソ連軍にゲリラ戦を挑み勝っていくという。学生さんたちいつの間に戦闘のプロになったんだろうという。てか、兵站や武器はどうやっているんだろうという。ソ連軍どうして弱いんだろうという。クライマックスはたった2人に壊滅させられるという。
 そもそもソ連の地上部隊がアメリカを占領してしまうという設定にもう少し説得力が欲しかったです。それにこんな田舎町が舞台で第三次大戦なのに、スケールが小さく感じられました。
 女性のキャラも出てきますが、ほとんど影の存在で色恋沙汰になることが一切なかったです。

 とはいえ、戦闘シーンの迫力が物凄いことになっていて。戦車やヘリでバンバンと攻撃したりされたりと迫力が物凄いことになっていてよかったです。
 序盤に出てきた捕まった大人たちが一切消えてしまったりと摩訶不思議な映画ですが、何か月にもわたるレジスタンスな映画で面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日:2013/07/05 DVD

監督ジョン・ミリアス 
脚本ケヴィン・レイノルズ 
ジョン・ミリアス 
出演パトリック・スウェイジ 
C・トーマス・ハウエル 
リー・トンプソン 
チャーリー・シーン 
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