映画【SPL/狼よ静かに死ね】感想(ネタバレ)

spl-sha-po-lang
スポンサーリンク

●こんなお話

 香港黒社会のボスと彼を捕まえるための捜査チームの血で血を洗う戦いの話。

●感想

 登場人物全員がめちゃくちゃ強くて、出会ってすぐに高速で殴りあって決着をつけようとする姿勢がかっこいいです。人間がこんなに激しく速く動けるのかと驚くアクションシーンの数々でした。

 主人公刑事チームは黒社会のボスを何度も捕まえようとするけど、証人を毎回殺されて無罪釈放になっちゃうから、正攻法じゃだめだと証拠を捏造して逮捕しようとする。そこに新しい上司としてドニー・イェンさんがやってきて仲間から疎まれながらも一緒にやっていく。カタキ役のサモハンさんは子供が生後1か月で家族思いだけど、仕事に関しては殺人やったり香港を支配している。手下としてウー・ジンさんがナイフでバンバン殺しをしていくのがすごいです。

 ただ主人公刑事チームがドニー・イェンさんと仲たがいしながら捜査のためにしだいに結束していくという流れがあまりないため、後半でいきなりドニーさんが部下たちの危機に熱くなっていって、いつの間にそういう気持ちになったのだろう? とわからなかったりしました。

 あまり余命宣告関係ないんじゃないかな? という主人公刑事の設定だったり、ドニー・イェンさんが「ちょっと考えてくる」と大切な時に仲間を1人にしたりして肝心な時にいなかったり最後の最後で油断したりとおっちょこちょいっぷりが気になったりしましたが、楽しいアクション映画でした。

 とはいえ、みんなが戦う姿に熱くなれるアクション映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2011/02/25 DVD 2020/07/26 DVD

監督ウィルソン・イップ 
アクション監督ドニー・イェン 
脚本セット・カムイェン 
ン・ワイロン 
出演ドニー・イェン 
サモ・ハン 
サイモン・ヤム 
ウー・ジン 
タイトルとURLをコピーしました