映画【スパイダーマン2】感想(ネタバレ)

spider-man-2
スポンサーリンク

●こんなお話

 ヒーロー生活と日常生活の2重生活に悩んだりヒロインMJへの思いに悩んだりするスパイディーの話。

●感想

 ビルの合間をグイングイン飛び回るスパイディーの映像だけで見る価値のある映画だと思いました。中盤にあるカタキ役が銀行強盗しておばさんが人質になるアクション。ヒロインがさらわれて電車でのアクションとどのアクションシーンもカッコよくて面白かったです。
 ヒーローとして人助けをしているけど、ピザ屋のバイトで失敗したり大学も単位落としそうになったりとどんどんと落ちていってしまう主人公。一方でオクトパス博士が核融合で新エネルギーを開発しようとするけど、案の定失敗してカタキ役へと変貌していく。
 120分のうち半分以上が主人公がひたすら悩むという映画ですが、暗く陰湿なものではないので見てて楽しくて、悩むと能力の糸が出なくなって、それをどうやって突破していくのかを見せていくのが楽しいです。

 ただ、ヒロインに宇宙飛行士だかのイケメンさんの婚約者が出てきますが。ヒロインはいまだに主人公に未練がある感じで、婚約者さん悪くないのに主人公のほうへとなびくのがヒロイン酷すぎじゃないの? と思ってしまいました。
 アメリカ映画の宿命か出てくる女性たちがみんな叫ぶのでうるさいのもテンション下がってしまいました。
 クライマックスのバトルもそれまでの2つのアクションシークエンスに比べると地味で簡単にカタキ役が改心してしまうのが盛り上がりに欠けました。

 けれども主人公がヒーロー辞めたと気持ちが晴れ晴れして【雨にぬれても】が流れたりと素敵なシーンがあったりして大好きな映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012/05/23 Blu-ray 2014/07/30 Hulu

監督サム・ライミ 
脚本アルヴィン・サージェント 
原作スタン・リー 
スティーヴ・ディッコ 
出演トビー・マグワイア 
キルスティン・ダンスト 
アルフレッド・モリーナ 
ジェームズ・フランコ 
ローズマリー・ハリス 
ドナ・マーフィ 
J・K・シモンズ 
タイトルとURLをコピーしました