映画【スピーク・ノー・イーブル 異常な家族】感想(ネタバレ):イタリアの森で繰り広げられる緊迫のホームアローン展開!知らない家での気まずさと子どもたちの絆

Speak No Evil
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●こんなお話

 旅行先で知り合った家族の家に遊びに行ったらカルチャーや考えの相違がぶつかって気まずいと思ってたら大変なことになっていく話。

●感想

 アメリカ人一家がイタリアでのバカンス中にイギリス人一家と知り合い、仲良く食事を楽しむ。帰国後、イギリス人一家からの招待状が届き、仕事がうまくいかない父親もいて思い切って訪問することに。

 森の中の家に辿り着くと、ベジタリアンの奥さんが鳥料理を勧められ断れずに食べるふりをしたり、汚いベッドにドン引きしたりしつつも厚意は受け入れる。翌朝、イギリス人一家の女性が高い場所から湖に飛び込むなど奇妙な行動も。

 食事会ではサステナブルな価値観の違いから意見が対立し、子どもたちの交流を通じて何か秘密が明らかになる。イギリス人一家の子どもがアメリカ人の子どもに重要な真実を伝え、逃げ出そうとするが、緊迫のホームアローン的展開に。

 子役たちの演技は素晴らしく、最初は警戒していたアメリカ人の子どもも次第に交流し、抑圧的な大人たちに立ち向かう姿が胸を打ち、ラストの涙の表情は深く印象に残りました。

 また、気まずさを感じさせる父親の荒々しい態度や、奥さんの強い意見による欧米特有の率直な議論もリアルに描かれ、知らない人の家での気まずい食事シーンを堪能できる作品となっていると思います。

☆☆☆

鑑賞日:2024/12/14 イオンシネマ座間

監督ジェームズ・ワトキンス 
脚本ジェームズ・ワトキンス 
原作脚本クリスチャン・タフドルップ 
マッズ・タフドルップ 
製作総指揮ベアトリス・セケイラ 
ヤコブ・ヤレク 
クリスチャン・タフドルップ 
製作ジェイソン・ブラム 
ポール・リッチー 
出演ジェームズ・マカヴォイ 
マッケンジー・デイヴィス 
アシュリン・フランチオージ 
アリックス・ウェスト・レフラー 
ダン・ハフ 
スクート・マクネイリー 
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