映画【ソラニン】感想

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●こんなお話

 音楽サークルの人たちの話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 主人公は大学の軽音サークルの仲間たちで、その中で付き合っている2人がメイン。彼らがやりたくもない仕事をして、このままの一生でいいのか? と悩んで勢いで仕事を辞めます。

 主人公は同棲をしていて、最初は1人だけ辞めて「どうすんだよー」と悩んでましたが。のちにもう1人も仕事辞めちゃいます。本人たちは何とかなるさー、と言ってますが。家賃どうしてるんだろう? 今、食事してる材料はどうしたんだろう? と生活を見ていて心配してしまいました。
 確かにやりたくもない仕事をしてこのままでいいのか? と悩むことは誰にでもある気持ちだと思いますが。それを耐えてみんな仕事してるわけで、嫌だったら確かにやめればいいとは思いますが。実際に食って行かないといけないわけで、そこを描かないのはいかがなものか。

 そして夢に向かって音楽活動を再開して音楽レーベルに音源を送って挫折するまで。この中で重要な主人公が大変な思いを込めて作った【ソラニン】という曲が見てるこちらに伝わってこないのが痛いです。そのため、仕事を辞め覚悟を決めて作ったんだという思いを見てる側に伝えてくれないと入りきれないのだと思いました。
 それが伝わらないと、クライマックスで宮崎あおいさんが熱唱したところで。何の気持ちも動かないです。 
 そういうところより、仲間たちのちょっとした部分が描かれていって群像劇のような流れ。これを果たして描く必要があったのか?

 中盤にある悲劇が起こり、落ち込みそこから復活するためにギターを手にして練習してライブのクライマックス。
 一生懸命練習してライブに向かう主人公というのは気持ちが伝わってよかったです。そのため前半でもっと高良健吾さんのバンドに対する気持ち、歌に対する気持ちみたいなのを描ききれていないのではないように思えて残念でした。

 宮崎あおいさんの飛び切りの笑顔が見どころな映画で、あとはちょっとボケてしまった映画のようで残念でした。
 
 そのため肝心のクライマックスである【ソラニン】を熱唱する主人公を見ても何の心も動かされなかったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2010/09/24 DVD

監督三木孝浩 
脚本高橋泉 
原作浅野いにお
出演宮崎あおい 
高良健吾 
桐谷健太 
近藤洋一
伊藤歩 
ARATA 
永山絢斗 
岩田さゆり 
美保純 
財津和夫 
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