映画【サイレント・ハウス】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ネズミに配線をかじられて真っ暗な屋敷で家を売るための準備をしてたら何やら物音がするんで恐る恐る確かめたら誰かがいて追いかけられる話。

●感想

 85分間、ノーカットで進んでずっと主人公をおいかけるカメラワークは単純に技術的に凄いです。その緊迫感たるやとんでもなかったです。カメラがグイーンと登場人物にぶつかりそうになったり、照明とか小道具とか役者さんの動きとか計算しているのかなとか撮影の裏側を気にしてしまうという。

 お父さんが何者かに倒されて逃げようとする主人公。単純に机の下に隠れて息をひそめたり、主人公の背後に誰かが立っていたり、ミラーに何かが映っていたりと王道の恐怖描写の連続でめっちゃ疲れました。暗闇の中、フラッシュを何回かたいて女の子が目の前に立っているとか、暗闇でフラッシュやっちゃうと女の子立ってるんだなと勉強になりました。

 中盤までの緊張感恐怖感がいっぱいだった一方、全てが明らかになったあとはありきたりすぎて急激に面白くなくなりました。リアルタイムで進むので回想とかが使えないながら、工夫して回想シーンを挿入されるのとかは面白かったですが、尻つぼみになってしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/07/12 DVD

監督クリス・ケンティス 
ローラ・ラウ 
脚本ローラ・ラウ 
原作グスタボ・エルナンデス 
出演エリザベス・オルセン 
アダム・トレーズ 
エリック・シェーファー・スティーヴンス 
ジュリア・テイラー 
ヘイリー・マーフィ 
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