映画【101回目のプロポーズ SAY YES】感想(ネタバレ)

SAY YES
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●こんなお話

 美人で有名人のヒロインと冴えない中年男性の身分違いの恋の話。

●感想

 日本の連続ドラマのリメイクで、これがなかなかうまいこと上海を舞台にして成功している作品だと思いました。
 最初から展開がわかりきっていたとしても、感動できる内容で。何と言っても全編に流れる主題歌の【SAY YES】のメガトン級の破壊力ったらなくて、メロディが流れるだけで心が揺さぶられるという。

 お見合いの手違いから出会うはずのない主人公2人が出会って、美人のヒロインに対して自分が相手にされるはずない。と卑下していた主人公がだんだんとヒロインとデートを重ねていく。ヒロインはかつて恋人がいたけど行方不明になっていて、それが傷になっている。
 ヒロインもしだいに主人公に好感を持っていく、その過程。主人公2人やその友だちたちが魅力的に描かれていて楽しく見ることができました。

 上手くいってた主人公たちだけど、当然障害が出てきて。その存在がヒロインの行方不明の彼氏。何と事故で記憶喪失になっているという。この映画の登場人物が「韓流ドラマかよ」と突っ込んでたのが笑えました。
 中盤までは面白く見れましたが、このライバルが出てくる後半からはダイジェスト感が強まって、ヒロインが主人公を取るのか? ライバルを取るのか? という選択。
 いくらなんでもヒロイン酷すぎるという。答えはわかりきってるけど、ライバルさんもそんなに悪人じゃないだけにかわいそすぎて、そういった点で泣きそうになりました。

 けれども2人が結ばれるのを応援してしまう映画で面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日:2014/04/18 DVD

監督レスト・チェン 
脚本ジャン・ウェイ 
オリジナル脚本野島伸司 
出演リン・チーリン 
ホアン・ボー 
チン・ハイルー 
カオ・イーシャン 
特別出演武田鉄矢 
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