映画【ライド・オン】感想(ネタバレ)

RIDE ON
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●こんなお話

 ベテランスタントマンが愛馬がとられそうになって疎遠になっていた弁護士の娘に頼って頑張っていく話。

●感想

 スタントマンとしてレジェンドだった主人公は愛馬と一緒に撮影所で観光客相手の仕事をしている。3年前に安楽死させられそうな仔馬を引き取って足が悪かったのを寝食を共にして育てる。

 主人公は8年前とかにスタントの会社を経営していたけど大けがをして借金を背負ってしまってそれの返済に追われている。妻子もいたけど仕事人間で妻子と距離ができて、娘からしたら父親の主人公は憎き相手で母親が亡くなるときも父親に対して怒りをぶつけたり。

 相場が契約で奪われそうになって主人公の娘が弁護士の勉強をしているので頼る。娘は主人公の撮影所の仕事を遠巻きに見て協力することを決意。婚約者の男性が新人弁護士なので彼の協力も得る。

 スタントの仕事に対して娘として心配するけど主人公は愛馬と一緒に危険なジャンプをして成功させてスタントの仕事が上手く行く。主人公の弟子の映画スターがスタントマンだった主人公を立てる撮影を持ってきて主人公撮影現場でCGの撮影を拒否してオールドスタイルで撮影するけどジャンプができず、謝罪して引退を決意。

 愛馬の裁判で負けて手放さないといけなくなって涙の別れをするけど、引き取った男性が戻してくれて主人公が目覚めたら愛馬がいて主人公嬉しい。でおしまい。

 ジャッキー・チェン自身のようなスタントマンという役柄が現実とリンクしていて実際のジャッキー作品が画面にいっぱい出てきて、それを懐古する感じなのと撮影所が舞台となっているのが楽しかったです。

 ただジャッキーアクションものとして期待を見ると、サービス的に借金取りとの戦いがあったりしますがそれが面白さを感じ取れずにむしろ悲しい気持ちになってしまうのがなんともいえなかったです。

 父娘ものとしても回想回想、感動的な音楽と涙する役者さんたちというのも見ていて心を動かされることはなかったです。

☆☆

鑑賞日:2025/02/09 WOWOW

監督ラリー・ヤン 
アクション監督ヘ・ジュン 
脚本ラリー・ヤン 
出演ジャッキー・チェン 
リウ・ハオツン 
グオ・チーリン 
ユー・ロン 
グアンディ・オン 
ジョイ・ヨン 
ユー・アイレイ 
シー・シンユー 
レイ・ロイ 
ウー・ジン 
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