映画【レッドクリフ Part I】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 赤壁の戦いまでの前哨戦の話。

●感想

 大規模な人間や馬が1つの画面いっぱいに映って戦争をするというスペクタクルなシーンが大迫力の映画でそれを見られるだけでお腹いっぱいの映画でした。

 2時間30分のうち、最初の30分は曹操軍と民を連れて撤退する劉備軍の戦闘をたっぷり見せて、そこで劉備の部下たちの大活躍を見せてくれます。その後、曹操軍の動き、劉備と孫権の同盟のために軍師の諸葛孔明と周瑜の腹の探り合い的なものがあって、水軍で曹操が攻めてくると思ったら陸路で敵がやってきて迎え撃つ…。クライマックスの八卦の陣のバトルもこれまた長くて、しかもメインの武将それぞれの見せ場が用意されていて、てんこ盛りのアクション。

 ただ2部作にするほどの中身なのか? と疑問なところも多くて、周瑜と諸葛孔明がわかりあうために琴を演奏するのを結構見せたり、孫権が曹操と戦うか否かを決断するために虎をハンティングするというシーンがこれまた長く感じたり。結構引き延ばされている印象も残ります。

 とはいえ、曹操が周瑜の奥さん目当てで一大合戦を挑むというなかなかの変態っぷりが楽しい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2009/04/12 DVD  2019/12/31 DVD

監督ジョン・ウー 
脚本ジョン・ウー 
カン・チャン 
コー・ジェン 
シン・ハーユ 
出演トニー・レオン 
金城武 
チャン・フォンイー 
チャン・チェン 
ヴィッキー・チャオ 
フー・ジュン 
リン・チーリン 
ユウ・ヨン 
ホウ・ヨン 
バーサンジャップ 
ザン・ジンシェン 
チャン・サン 
中村獅童 
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