映画【レディ・プレイヤー1】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 みんながみんなテレビゲームにハマっている未来で、ゲームの創始者が亡くなってゲームの中に隠した3つのキーアイテムを探すと全部の権利を渡すって遺言があって、みんなでそのキーアイテムを探す話。

●感想

 オアシスという人類の生活がすべてそこに依存されるVR空間があって、そこで亡くなった創立者の遺言でアイテムを3つ集めれば遺産全部もらえるということで、みんなが血眼で探している。

 主人公は低所得者のトラックが積み上がった世界で暮らしているけど、VR空間で創立者オタクで彼の趣向をヒントをみんなとは違う視点で読み取る。

 最初のレースゲームではAKIRAのカネダバイクに乗ったヒロインと出会って彼女を助けつつレースをもう1度やって2回目で逆走したらゴールできて、仲間たちにもそれを教えて、みんな最初の鍵を手に入れる。

 大企業が主人公本人を探し出して脅迫したり買収しようとしたりするけど主人公は拒否。そのため現実世界の一緒に住むおばさんが殺される。

 第2のゲームで創立者がデートで見た映画の【シャイニング】の中に入って怖がりながらも創立者が片思いしていた女性について読み取って鍵を手に入れる。

 現実世界で追手が来てヒロインが捕まってしまって現実世界の仲間たちに救われて逃走しつつVR空間で最後のゲームを突破しつつ強制労働させられているヒロインを助け出そうとする。

 最後の試練を攻略しつつヒロインの救出でみんなで戦争してメカゴジラとかチャッキーとかガンダムとか出てきて戦いつつ、現実世界でも追手が来て逃れつつ。

 主人公がここでも創立者の思考を先読みしてゲームを攻略せずにドットを集めるんだみたいなことで最後のゲームを突破して全部手に入れる。現実世界でも追手が逮捕されて、主人公は彼女ができて幸せになりましたという。

 ゲームの中に入ってそれがいろんなゲームや映画のキャラクター総出演でそれを見るだけでもテンションの上がる作品でした。それでいて80年代のアンブリンの映画を見ているかのような主人公たちと彼らを追いかける悪い会社との戦いもどこか懐かしく見ることができて面白かったです。 

 ただ謎解きがメインの流れになっている割には謎がわかったときの爽快感やサスペンスが少なく、そのためストーリーやキャラクターを楽しむというより映画の中でのオマージュとかのギミックを楽しむということにしか意識がいかないのが残念でした。しかもそのオマージュとかもCG感満載の映像で特撮や実際の映像ではないので、クライマックスの戦いで日本のキャラクターが出てきても「オレの知っているアイツじゃない」感いっぱいでテンションが下がってしまいました。 

 CGアニメのシークエンスよりも実際の役者さんたちパートの悪い会社との追いかけっこのほうが個人的には楽しくて、そっちのほうに比重を置いたものを個人的には見たかった映画でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2018/05/14 TOHOシネマズ川崎 2018/11/13 Blu-ray 2023/04/08 NETFLIX

監督スティーブン・スピルバーグ 
脚本ザック・ペン 
アーネスト・クライン 
原作アーネスト・クライン
出演タイ・シェリダン 
ベン・メンデルソーン 
オリヴィア・クック 
サイモン・ペッグ 
マーク・ライランス 
森崎ウィン 
T.J.ミラー 

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