●こんなお話
泥酔拳を扱う人たちの話。
●感想
アクションシーンの凄さで感動させてしまう力は凄いです。特に、クライマックスの敵のアジトでの攻防は正に手に汗握って見てました。2対1、3対2などの戦いが息つく暇なく繰り広げられていました。しかも、キャラクターの個性の戦い方がそれぞれ噛み合っていて凄かったです。つり橋での戦いも興奮しました。
ヒップホップと酔っ払うのを利用する『泥酔拳』を使う人たちですが、泥酔拳の極意を習う主人公ですが。いまいち、その真髄がわかりません。
それに、泥酔拳を使う男たちに主人公は習うところから物語始まりますが。最初は、ちゃんと酒を飲んでグデングデンになってましたが。クライマックスでは、泥酔拳全く関係なくなってしまう展開が凄かったです。普通のムエタイアクションになってしまいました。
カタキ役たちの初登場も凄くてジャンピングシューズを履いて襲ってきます。そして、人さらいをする彼らですが。その目的は、人身売買や臓器売買かと思いきや。女性のフェロモンを使って香水を作るという物凄い人たちなのが笑えます。
主人公が敵に捕まってから、アジトを逃げ出そうとするのが長かったり。最初と最後のテイストが違いすぎたりといろいろありますが。何といっても、クライマックスの興奮度はなかなかのもので面白かったです。
☆☆☆
鑑賞日:2011/12/19 DVD
リンク
監督 | ラーチェン・リムタラクーン |
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脚本 | ソムポップ・ウェーチャパピット |
出演 | “ジージャー”ヤーニン・ウィサミタナン |
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パトリック・タン | |
マーク・ホアン |